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フロントガラスの油膜について

更新日:2021年8月22日

みなさんは雨の日のドライブで、フロントガラスに付いた水がワイパーで拭いても伸びて広がったり、夜には対向車のライトが乱反射して視界の妨げになった経験があるかと思います。

それは油膜が原因だと考えられます。

もちろんワイパーの劣化で水を上手に拭き取れず、視界不良になることもありますが油膜が原因の場合はワイパーを交換しても改善されません。



そこで今回は油膜についての対処法をご紹介します。


 

◎そもそも油膜とは?

◎何が原因なのか?

◎対処法は?

◎フロントガラスコーティングの種類

◎まとめ

 

◎そもそも油膜とは?

油膜の成分のほとんどはシリコンです。

水とともに流れてきた油分のシリコンが水だけが蒸発して残ってしまうのです。

それを放っておく徐々に硬化し油膜となるわけです。




◎何が原因なのか?

原因はいくつかあります。


・走行中に油分を含んだ水がかかる。

 水溜まりなどの水がフロントガラスに飛んできた経験はあるかと思います。

 その水の中に含まれた油分が後々蓄積し油膜になるケース。


・大気中の排気ガスなどに含まれた微量の油分の蓄積。

 排ガスなどに含まれた微量の油分が走行中などに付着しそれが蓄積されて油膜となるケース。


・ワックスやコーティングなどが

 ワックスやコーティングなどにはシリコンが含まれており、そのワックスやコーティングが劣化し

 水で流されその水が蒸発しシリコンだけが残り油膜となるケース。


◎対処法は?

手軽にできる方法としては、ウーロン茶を使用する方法と家庭用の中性洗剤(中性洗剤以外は使用しないでください。)を使用する方法があります。

ただし、中性洗剤の場合は必ず薄めた状態で使用することと、ゴム部分には使用しないこと、ゴムの劣化が早まる恐れがあります。

あとは市販されているモノで落とす方法もありますが、いずれも軽度の場合に効果が見込める方法です。

油膜がしっかりついている場合は専門店やガソリンスタンドなどで油膜取り専用のコンパウンドで磨いてもらいましょう!

結局コンパウンドで研磨するのが一番効果的だと思います。




◎フロントガラスコーティングの種類

フロントガラスをコーティングする場合には大きく分けて2種類あります。

フッ素系とシリコン系です。

どちらも一長一短あるので違いを見ていきましょう。


・シリコン系

 撥水性にすぐれているが、持続性においてはフッ素系より劣ります。

 持続力は約1ヶ月~3か月と言われています。


・フッ素系

 シリコン系と比べると撥水性はおとりますが、持続力は3か月以上持つといわれています。


コーティングは好きな方を選ぶとよいでしょう。




◎まとめ

気になるほど油膜が付いていない場合は必ずしも油膜取りをする必要はありませんが、できる限り油膜が付かないようにこまめに洗うことを心がけましょう。


そしてもちろん、我々工藤石油でもフロントガラスの油膜取りとコーティングはできますので、お気軽にスタッフにご相談ください。


#油膜




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