そろそろ冬本番、最近急に寒くなってきましたね。
ここ2~3年この地域でも雪がほとんど降っていませんが、今年は降りそうな感じになってきました。
ファンヒーターやストーブ、こたつなど冬支度が始まると思いますが、車の方はどうでしょうか?
スタッドレスタイヤの準備はできていますか?
まだスタッドレスタイヤのことをあまり知らないという方は、以前にもブログを書いているのでそちらを参考にしていただければ幸いです。
さて今回は、「なぜ氷の上で滑るのか?」を説明していきたいと思います。
この質問をされると困る方も結構多いと思います。
実は氷はガチガチに凍ているときは滑らないのです。
氷の表面が温まり溶け出し始めると、そこに水の膜が出来ます。
実はこれが原因で氷の上では滑ってしまうのです。
出典元:BRIDGESTONE
そこでスタッドレスタイヤの出番です。
例えば、ブリジストンタイヤのスタッドレスの特徴の一つはタイヤのもとになるゴムの違いです。
ノーマルタイヤ(夏用)と比べるとまったく違うゴムが使われています。
それがブリジストン独自の技術「発砲ゴム」です。
発砲ゴムの仕組みは、タイヤの表面に小さな気泡のような穴が開いており、その穴が氷とタイヤの間にできる水分を吸収、その後タイヤが回転する力を利用して吸収した水を排出します。
それが繰り返されることにより、氷上での性能を保っているわけです。
出典元:BRIDGESTONE
これはあくまでスタッドレスタイヤの技術の一部ですが、このような技術の蓄積が氷上での安全性をより高めるわけです。
だから、安易に価格が安いからという理由でタイヤを選んでしまうと後悔することになるかもしれませんので、ご注意ください。
私、個人の意見としては降雪地域では国産メーカーのスタッドレスタイヤをお勧めします。
やはり、日本の環境を考慮し、今までのデータをもとに考えられた技術が詰まっているので…。
#スタッドレスタイヤ #氷上 #発砲ゴム #水の膜